コロナ禍の実習生入国

戸惑いながらも無事に入国・講習を終え、待望の技能実習がスタート

2020年12月

新型コロナウイルスの影響で、海外との往来ができずに母国で待機しておりました、ホーチミン在住の技能実習生3名が無事に入国し、規定の入国後講習を終え実習が始まりました。

母国で受けたPCR検査の陰性証明と規定のアプリを携帯電話へインストールを終え出国した実習生たちは、10月31日早朝に到着のため、成田空港まで迎えに行きました。

入国まで空港内の待ち合わせ場所で、スタッフが不安交じりの状態で待ち続け、約3時間後に無事にPCR検査陰性などの審査結果により入国ができました。

スタッフと合流した実習生たちは、かなりの疲労だと予測しておりましたが、みんな満面の笑顔でした。

「待たせてごめんね、よかったね、待ち続けてくれてありがとう」と、受け入れる組合員企業の方々、送り出し機関のスタッフと共に安堵した瞬間でした。

研修センターでは、14日間は個室隔離状態でリモートによる入国後講習を行いました。その間の食品買い出しは研修センターの担当者が行ってくれました。感謝です。

我々は、3人と日々健康状態の確認を行い保健所へ報告を行いました。「あれ?個別にアプリで報告するのではなかったの?結局、我々がアナログで対応するのですか?そのためにWi-Fiレンタルで3台準備したのに、まあリモート授業があるから良いか」と、初めてのことに疑問もありました。

とにもかくにも、無事に規定の入国後講習を修了し、技能実習が開始できたことは本当に大きなことです。

マンサポでは、ハノイからも3社5名の技能実習生と1名の特定技能者の入国を控えております。

日々変化する新型コロナウイルスの国際情勢ですが、何とか順調に推移してくれることを願うしかありません。