リモート日本語教室の講師一新!

日本語教育のプロから直接指導へ

マンサポでは、技能実習生の監理団体および特定技能の登録支援機関として推奨される「日本語の学習機会の提供」として、日本語教師を目指すマンサポスタッフが講師となり「リモート日本語教室」をスタートいたしました。

しかし、残念ながら受講者からの評価は厳しい部分がありました。

スタッフも一生懸命頑張りましたが、やはり、外国人へ日本語を教えることは難しい。プロとの格差はとても大きいことを実感することとなってしまいました。

そこで、マンサポが設立当初より業務提携をさせていただいております、「浜松日本語学院」竹下校長へ講師の相談をさせていただきました。

竹下校長より講座運営委託の快諾を頂き、このたび日本語教師を長年務められている、ベテランの松葉講師による「リモート日本語教室」が実現出来ました。

講座は、毎週水曜日の20時から21時30分で、7月7日から4か月間(16回)コースとして、受講者9名で第1回目を再開することが出来ました。

初回の講座が終了し、受講者からの感想は「とても分かりやすい」「親切で楽しい」などなど大好評です。(評判を聞いて、新たに2名が次回から参加希望で11名参加)
浜松日本語学院とは、マンサポの設立当社より留学生のアルバイト先紹介を機に、様々な情報交換を続けさせていただいております。

このたび、上記のような夢のような講座が開設できましたことを本当に感謝しております。

勉強はなんでも「楽しい」が重要です。

しかし、多くの技能実習生や特定技能者は、自発的に日本語の勉強をする人が少ないことも実態です。

それは、勉強を強要されたり、義務化されることにより「楽しくない」ことも原因の一つです。(最も大きな要因は、個々が将来の目標や可能性を具体的に考えていないことだと思います)

マンサポでは、実習生たちへ将来の可能性(特定技能への道)や目標意識(帰国後)を高める講義を入国前に行っております。(現在は、入国後講習期間中に実施)

なので、講座への参加は任意として、上限20名で少額でも費用負担(1講座4,000円/1回250円相当)も自己負担としています。

ちなみに、費用を自己負担とすることの意義は、将来の目標を持つことが出来た人(自発的に勉強をしたいと思う人)だけで開催するためです。

なんでも無料とすることは、目標達成のためには決して好ましくはありません。日本語能力が高まることは、個人のスキルがアップするということです。そこには「受益者負担の原則」が何よりも大切だと考えます。

最後に、講座の目的は「日本語の勉強に興味を持たせること」です。

本講座の内容は「基礎」が中心です。

「日本語の勉強が楽しい」と意欲を持った人は、本講座を卒業し、個人的にレベルアップを図ってもらえば良いと考えています。

そのため、定員以上の応募者があった場合は、日本語レベルの低い人を優先します。

例えは良くないかも知れませんが、ことわざの「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」のとおりです。

我々ができることは、彼らの将来への支援です。そのための意識面の教育が重要だと考えております。

そこが上手く機能することで、実習実施者(受け入れ企業)の日本人との関係も良くなります。

本講座も、そのための一環であり、決してお仕着せではありません。