※本制度は人手不足対策としての制度ではありません

マンサポが考える、外国人技能実習制度とは

外国人と共生した職場作りと人選に尽きます!

どんなに良い職場を作っても、人選で失敗をすれば満足は得られません。そして、逆も真なりです。

外国人技能実習生制度を活用する上で、登場人物が4者いることをご存知でしょうか?

①受け入れる企業(実習実施者) 
②技能実習生本人 
③斡旋・監理を行う組合など(監理団体) 
④母国で紹介する海外企業(送り出し機関)の4者です。

上記の登場者すべてが良ければ問題は起こらないことは誰でも分かりますよね。

では、①~④のどれか1者が悪い場合で考えると、どのように制度を運用すれば良いかが理解しやすいと思います。

①だけ問題の場合、さまざまな問題が起こり実習生は苦痛の日々を強いられます。結果は想像できると思います。

②だけ問題の場合、どんなに制度を遵守して職場環境を良くしても問題は起こります。結果として①は満足できません。

③だけ問題の場合、正しい知識や指導及び監理が行われず、誤った受け入れにつながる可能性が高いです。

その結果、①で不法行為が行われてしまったり、④とグルになり最悪では失踪などのトラブルにも発展して①及び②が被害を受けます。

④だけ問題の場合、実はこれが最も危険な場合となります。①と③は④からの紹介者である②を採用します。その時に、よく耳にする、人をだまし多額な借金を背負わせるのは④です。

とうぜん間違った人選となります。結果として①~③が被害を受け、③は信用を失います。

正しく制度理解をした①の実習実施者が、信頼できる③の監理団体を選ぶことで、信頼できる④の送り出し機関から人選ができます。

これにより、安心して期待できる②の技能実習生を選ぶことができ、①と②の双方が満足できた結果、制度活用が継続できるのです。

※この、好循環を生み出すために、③の監理団体の担う責任が最も重要となります。