外国人技能実習生に対する不法行為が後を絶たず、NHKを筆頭に外国人技能実習制度の問題をクローズアップした報道番組がたくさん放映されています。
技能実習生への不法行為とは、①賃金不払い ②過重労働 ③暴力(言葉を含む)等の人権違反が中心です。
そして、外国人技能実習制度の撤廃を論じる番組も登場しております。
日々被害にあった技能実習生に向かい合っている支援団体等の方々が、制度の早期撤廃を唱えるお気持ちも理解できます。
しかし、それらの不法行為は外国人技能実習制度の問題では無く、一部の経営者の問題であり、それを監理しなくてはならない監理団体の問題です。
たとえ、技能実習制度を撤廃し新設された特定技能へ移行させたとしても、経営者の考えが変わらない限り同様の問題が無くなることはないと考えます。
実際、技能実習を円満に終了して本国に帰った若者の方が圧倒的に多いはずですが、残念ながら、このような実態がマスコミで取り上げられ表に出ることは少ないです。
そこでマンサポでは、外国人技能実習制度が、日本国にとっても来日する外国の若者たちにとっても、双方が満足する制度であることを、監理団体が結果で示すしか無いと考えております。
マンサポの自主規制体制(常に正しい姿勢を保つため、各専門家の指導に基づく自主規制体制づくりに努めております)
しかし、この目的は1組合が個々にいくら頑張っても、成果として世の中に認められるはずもありません。
マンサポでは同じ志で新規に組合を設立する仲間を作り、全てのノウハウを共有し、連合軍で多くの実績を出したいと考えております。
もちろん、既存の監理団体との連携という方法もありますが、まずは独自の展開を目指します。 その第一歩が「マンサポ・よこはま」の設立です。
「マンパワーサポート・よこはま」再始動!
本年2月に調印を交わした直後に新型コロナウイルスが猛威を振るい、ご存じの事態へと急変いたしました影響で、「マンサポ・よこはま」設立の動きを一旦止めざるを得なくなりました。
今なお、決して予断を許す状況ではありませんが、一部の製造業が動き出し、飲食業や宿泊業もワクチン接種の目途が立つ中で経済回復の方向性が見られたことで、不透明ながらもアフターコロナ時代に向けて再始動の運びとなりました。
新たな設立予定メンバーの方々がマンサポ事務所へお越しくださり、事業説明や事業計画のすり合わせを行いました。
その夜には、マンサポの技能実習生受入れ企業代表の方々をお招きして、磐田駅前の「まる天」さんにご協力をいただき、貸し切り、少人数ごとの席に分かれて、三密を避けた情報交換会を開催しました。
また翌日には、実際に技能実習生とも面談をしていただくことができました。
来年の4月「マンサポ・よこはま」設立に向けた準備が具体的にスタートいたします。