新型コロナの影響で行動制限を続けていた実習生たちの交流会を開催

新型コロナ禍でも、実習生たちは頑張っております!

今年のゴールデンウィークや夏休みは新型コロナウイルスの影響で、実習生たちにとっては日本国内旅行などの体験や仲間との交流などの自粛により、限られた思い出づくりの機会を失ってしまいました。

そこでマンサポでは、ベトナム人スタッフからの申し出で、スタッフの自宅にてベトナム人だけの交流会を開催し、情報交換や悩み相談などを行いつつ日頃のストレスを発散してもらい、「自分たちの将来のために、残された期間頑張ろう!」といった、お互いのモチベーションアップを図ることができました。

生活、職場での悩みは自分だけではなかった

交流会を通じて、個々で抱えていた悩みが、「自分だけではなく他の仲間も同じだ」という気づきや、その先にある夢の実現など、日本へ行くことを決意した時の自分を思い出し、目的意識を共有することができたみたいです。

また、参加者の中には自信を失い帰国を考えていた実習生もいましたが、仲間からの叱咤激励により気持ちを切り替えるきっかけにもなりました。

同時に、実習生が我々へも相談をせずに悩んでいた本当の理由も聴くことができたため、スタッフから本人への助言を行うと伴に、翌日のマンサポスタッフ会議の場での報告により、実習実施者(受け入れ企業)の責任者と話し合い、直接本人の口から職場での悩みを会社へ伝えることができ、言葉の問題によって生じた、現場における双方の誤解や勘違いの修正を即日行うことができました。

実習生たちへ集いの場を提供、その意義とは

上記の結果、一度は帰国を考えていた実習生からは、「今まで言えなかったことが伝えられて良かった。これで最後まで頑張ります。もっと日本語も勉強します」という解決に至りました。

マンサポでは、技能実習制度の活用において、実習生、実施者、送り出し機関、監理団体であるマンサポのすべてが笑顔になるために、実習生との風通しを良くしてきたつもりでしたが、一人で悩んでいる実習生の存在に対して、もっと早期に掌握し解決を行えるようにしなくてはならないと反省をする良い機会にもなりました。

過去に地元の外国人が集うイベントなども行ってまいりましたが、今年は開催を自粛してまいりました。今回の経験により、今後はすべての実習生が参加できる集いの場を定例化していくべきだとも判断いたしました。

今回、企画立案と自宅を提供してくれたアン課長ありがとう!

(自宅駐車場にて)

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