社員教育へ「教育動画」の活用事例 2-3
マンサポが制作中の、外国人向け「教育動画」は、基礎編4テーマ、応用編8テーマの合計12テーマを計画しております。
完成後は、毎月1テーマを行う月例セミナーとなります。
そして、全ての教育内容は、第1回テーマに集約されるように進みます。
何度も繰り返して観ることで、記憶に残り行動へ移っていくように活用をお勧めして参ります。
1テーマは、20~30分程度として、気軽にご覧いただけるようになっております。
第2回テーマ「相手の立場で物事を考える習慣作り」完成 !
早速、第1回セミナーを行いました組合員様で、第2回テーマによる社員教育を行いました。
今回から、特定技能の2名も参加することとなりました。
また、現場責任者の方々にも多数ご参加いただくことができました。
ちなみに、参加した実習生は、振り返りを含めて2度第1回目の動画を観ておりますが、今回初めてご覧いただく方がおられますので、
彼には復習を兼ねてもらい、まずは第1回目のテーマ「自分の評価は他人がするもの」をご覧いただきました。
続けて、第2回目のテーマであります「相手の立場で物事を考える習慣作り」の動画を観てもらう事といたしました。
動画視聴を終えて、参加者の皆さんから感想や意見をいただきました。
その前にご報告、本セミナー前に実習生とは第2回目の振り返りを行いました。
当初、現場から多くの不満がありましたが、今では特に問題となることは無くなり、現場の方々からも平均以上の評価をいただいておりました。
そして、更に評価を上げるためのポイントを教えていただくことができました。
さて、皆さんの感想は?
初めて動画を観た特定技能の二人からは、「自分のためになりました」「意味は理解できました。会社のために協力して仕事をします」「もっと、仕事の言葉を覚えます」
などの前向きな感想を聞くことができました。
現場責任者の方々からは、「とても分かり易くて、ためになる内容でした」「いい内容だと思いました」などの感想を頂くことができました。
また、入社したての方からは、「まだ、彼らへ指導というよりも、自分のためになりました」というようなお言葉もいただきました。
そして、指導者のお一人からは、第2回目の動画内容に対し、「多分自分はAタイプだと思いますが、現場指導者にも色々なタイプがいるので、
A、B、Cの3パターンでの説明は無理があるのでは?」といった貴重なご意見も頂けました。
新たに制作した第2回目のセミナーでは、入社後にどのような指導者と縁が有るか分かりません。
そこで、極端な事例で「A、厳しい上司」「B、優しく親切な上司」「C、無関心な上司」の3パターンとし、
それぞれの上司から「認められ、高い評価を得る」ために有効な努力方法を、分かり易く理解してもらうものです。
そのため、極端なタイプ別での事例といたしました。
当然ながら、責任者の方々も人ですから10人10色です。
それから、AタイプやCタイプの上司が「本当は一番優しく、親切なのかもしれません」
しかし、初めて日本企業で働き、日本人の上司から指示を受ける彼らにとっては、そこまでの洞察は厳しいでしょう。
さらに一言加えますと、人間同士には相性などもありますから、上司の方をA、B、Cと判断するのは彼らです。
同じ上司の方でも、ある実習生から見た時にAであっても、他の実習生から見たらBにもCにもなる可能性があります。
以上の様な説明をさせていただきました。
全12回を予定している中で、第1回目の教育動画こそが、一貫したテーマとなります
「人を見て法を説く」といいます。
聞く側にとって関心が低くては、どんなに素晴らしい知識を伝えても行動へ移す人は少ないでしょう。
日本に来て、「お金を稼ぎたい」といった共通する目標を達成し、それ以上の成果を上げる事で「日本へ行って良かった」と満足してもらうため、
分かり易くその方法を学ぶ本動画の活用は、観る側にとって魅力的な内容のはずです。
例え30%の人でも動画を観返して「やる気」に変わるなら、外国人材を採用する企業にとってとても有効な「社員教育」ツールとなるでしょう。
マンサポでは、外国人材が成長するためのお手伝いとして、「外国人向け、社員教育動画」を制作いたしました。
最終的には、「他人から信頼され、会社から必要と思われる人材」になれば、会社も自分もWIN&WINで嬉しいはずです。
このような職場づくりは、会社を強くし収益率もアップすることは間違いありません。
生産性向上が社運を左右する時代で、彼らの「やる気」と「満足」が合致したならば、企業にとって本当に大きな戦力になることでしょう。
企業の更なる発展にとって、人による「生産性向上」は欠かすことが出来ません。
マンサポでは、組合員企業様の業績アップへ彼らが寄与するとともに、彼らの笑顔を絶やさないような監理指導を継続して参る所存です。