社員教育へ「教育動画」の活用事例 2-4
第3回テーマ「どうすれば、相手を喜ばせるか?」
今回のセミナーでは、以下の内容を理解していただくことになります。
- 日本企業の特徴
- 日本のことを調べて理解する。そして、適応する事
- 日本という外国で働いていることを忘れないこと
- 分からないことは「分かりません」と言うこと (最も多い指導依頼)
特に、技能実習生は入社当初は緊張感も有り、また不慣れな環境のため地を出せずに努力をします。
しかし、会社に先輩や仲間がいたり、環境に慣れた頃には、地も出てきます。
すると、ここが外国だという緊張感が無くなります。
寮へ帰ればそこは母国の様な環境であり、日本語を話す必要もありません。
中には、仕事場でも母国人の先輩が常に身近にいて、指導などをしてくれる会社も有ります。
そういう環境では、職場であっても母国の様な気楽さと共に、外国で働いているといった緊張感が無くなるのは必然です。
これは、日本人でも同じですね。(笑)
緊張感が無くなる事は決して悪いことではありません。
しかし、外国で働いているといった意識は必要不可欠です。
なぜなら、気の緩みが原因で、多くの問題や誤解が生じてしまうからです。
今回のセミナーでは、その辺の話しが中心となります。
今回セミナーを行った組合員様は、既に第2回までが終了しています。
参加者は、特定技能1名と他組合の実習生2名です。

マンサポでは、監理や紹介、支援を行っているベトナム人へ本セミナーを無料で行い、他の組合との差別化を図ることも目的としております。
しかし、今回は支援をしております特定技能者が1名参加しておりますので、組合員様からの希望へお応えいたしました。
この様なことは、過去にも何度かありましたが、組合員への事業の一環として全て受理しております。


3人に動画を観ていただきました
今回も、マンサポの通訳は入らずに、特定技能のズイさんにお願いをしました。ズイさんも笑顔で通訳を受けてくれました。
3人とも、真剣に観てくれました。

終了後に、2人の技能実習生から感想を聞いてみました。
「日本人や日本の文化などを調べたいと思います」
「私は、分からない時には分かりませんと言うようにしています」
ズイさんからも、「今回の動画も勉強になりました。後輩へも伝えます。ありがとうございました」

向かって左がズイさんです。
今回は、前回参加した技能実習生と特定技能者1名が、仕事の関係で参加できませんでしたので、
ズイさんへは彼らも観るようにお願いをいたしました。
また、企業の担当者の方へはも同様にお願いをして、更に今回初めて参加した技能実習生には、
時間が有るときに第1回と2回の動画を観てもらうようにもお願いいたしました。
基礎編4回の動画が完成いたしました!応用編も順次完成予定です。
現場で起こる諸問題の解消方法や、人間関係を良くする方法を具体例でお話ししております。

本動画は、毎回セミナーのタイトルに準じた内容を話しておりますが、すべて前回までのセミナーで話した内容を復習するように作られております。
そのため、繰り返し最初から順番に視聴頂くことで理解が深まります。
以上で、今回のセミナーも手応えを感じることが出来ました。
参加いただいた皆さん、組合員企業の皆さん、そして通訳をお願いしたズイさん、ありがとうございました。