社員教育へ「教育動画」の活用事例1-2(振り返り)

フォローアップセミナーで成果定着へ

前回、社員教育を行った企業にて、

① 社員教育の成果がどれくらい出ているか?

② 動画で学んだ内容を、どれくらい理解しているのか?

③ そもそも、覚えているのか?

以上の確認を兼ねて、「振り返り」の場としたフォローアップセミナーを行いました。

フォローアップセミナー(振り返り教育)の手順

人は忘れる動物です。

個人差は有るとして、やはり一度観ただけの動画では定着は難しいと思います。

そこで、

●企業へ、事前に用意した「振り返りシート」により、本人、現場指導者、現場責任者から評価を5段階で行ってもらいました。

質問項目は、第1回のテーマ「自分の評価は他人がするもの」に準じた5項目としました。

●再度、全員に同じ動画を見直していただきました。

●見終わった後に、「自分の評価は他人がするもの」の内容を具現化します。

個別に、自分の評価ポイント、現場指導者の評価ポイント、現場責任者の評価ポイントを発表しました。

●質問項目ごとに、「自分の評価」「他人の評価」の違いが発表されていきます。

当然、自分の評価より他人からの評価が高い場合もあります。

目的は、僅か5項目だけでも、自分の評価と他人の評価が異なる実態を理解してもらうためです。

●フォローとして、目的は自分の評価が間違っていたとしても、叱ったりするものではない。ことの理解

自分と他人の評価の違いを知ることで、自信が持てたことも有れば、逆に努力しなくてはならないことも分かった。

何を努力すべきかが分かれば、自分の評価を上げる方法が分かる。

これはラッキーで、あとは、実践するのみ。との指導を行います。

そして、会社というチームで試合に勝つために、仲間へのサポートも重要であることも理解してもらいました。

●最後に、指導者、責任者の方より、作業上で起こった具体事例を話していただくことで、改善方法がより明確になるようにいたしました。

●この教育での一貫した目的は、「皆さんが、日本で働いて将来幸せになるため」ですから、とても前向きな雰囲気の中で社員教育ができたと思います。

また、1か月後くらいに2度目のフォローアップセミナーを行い、第2回テーマの動画教育へ進めていく予定です。