社員教育に「教育動画」を活用 4-1
現場責任者・技能実習生・特定技能の方々に観ていただきました
この度のセミナーも、マンサポからのお誘いで実施することとなりました。
この度の組合員企業様は、技能実習生3名を初めて受け入れられ、まだ1年を経過しておりません。
そして、特定技能の先輩が一生懸命に実習生たちを指導しております。
以前、監査訪問時に実習生へ「指導内容の理解」についてのご相談をいただき、その場で通訳を先輩にお願いして行いました。
現在は、現場からの不満や改善依頼などはありませんでした。
よって、セミナーを実施する目的は、前回同様に「生産性をアップすること」となります。
そして、フォローアップセミナーで、個々の具体的なレベルアップポイントを理解してもらいます。
今回のセミナーへは、社長他現場責任者5名、特定技能1名、技能実習生3名が参加されました。
従来通りの進め方で、まずは「教育動画」を観ていただきました。
動画を観た後の感想は以下の通りでした。
実習生たちは、「自分の利益より会社の利益が大切です」「みんなで協力します」「日本語や仕事の勉強をします」
など、しっかりと理解したと思いました。
また、特定技能の先輩からは、「仕事をもっと教えてもらって、実習生たちへも指導を頑張ります」
という頼もしいものでした。
責任者、指導者の方々からは以下の通りでした。
「分かり易かったです」「良かったです」
などの感想を頂く中で、初めての貴重なご感想もいただくことが出来ました。
「実習生は、まだ日本に来て期間が短いので、この動画の内容は早い気がしました」
最後に、社長からは「セミナーをやって良かったです。これからもおねがいします」
というお話しをいただきました。
そこで、「実習生は、まだ日本に来て期間が短いので、この動画の内容は早い気がしました」
という貴重なご感想へは、以下のお話しをさせていただきました。
- この動画は、ベトナムで講習中の人たちへもセミナーを行い、手応えを感じていること
- 動画の趣旨は、あくまでも「自分の目標」をより良い結果とするための方法です。なので、彼らへ期待する技術や技能はこれからですが、そこへ向かう「意欲」は入国して間もない人の方が高いかもしれません。
- 彼らからの感想をお聞きいただければ、会社の利益のために頑張ることで自分の利益につながるという理解は出来ているので、後は徐々に階段を登れるように現場でのご指導をお願いします。
なぜ貴重なご感想と申し上げたかは、会社の経営陣がベトナムから来日したての実習生へ、あまりプレッシャーを与えずに、大事に育てようというお考えだと感じたからです。
良い会社は、お互いを尊重し合える会社だと改めて感じました。
最後に社長より実習生たちへ、日頃の感謝と今後の期待を伝えていただき、みんな力強く「はい分かりました」「頑張ります」という返事でセミナーを終了いたしました。
その後は、技能実習生というよりも外国人と日本人との違いで、気を付けた方が良いことへの質問などにお答えいたしました。
本当に、良い機会になりました。