ホーチミンの送り出し機関で基礎編全編セミナー開催
教育動画基礎編4テーマ完成、応用編も順次完成しております
前回は、基礎編2テーマで開催した送り出し機関で、今回は基礎編4テーマ全てのセミナーを開催しました。
当日の参加者は、既に採用が決まっている、事前講習中の学生たち約100名でした。
セミナー時間は3時間、15分間の途中休憩を挟んで長時間のセミナーに挑戦しました。


冒頭で参加者の意欲を高める目的で、「これから観る動画は、本来はマンサポの実習生が日本で成功するために作成したものです。
なので、個人的には本日参加している皆さんへは見せたくない内容です。
(本音は、1人でも多くの学生に気付きを与えたいと思っております)
しかし、送り出し機関の社長から是非私たちの送り出す人たちの成功のために、全員へセミナー受講させてください。とのお願いがあったので開催することとしました。」
「ですから、皆さんは送り出し機関へ感謝をしてください。そして、日本での技能実習を考えている知り合いがいたら、紹介してあげてください。」
と伝えました。
●ビジネスパートナーである送り出し機関とは、対等の関係でお互いをサポートし合うことが最も大切です。
●送り出し機関が他社よりも良い評判となることで、我々も良い人材の紹介を頂くことが出来ます。
参加した学生たちから、少しでもラッキーと思ってもらえたら良かったです。

前半の2テーマを観ていただきました。
先ほどの話しの効果か、全員が集中して真剣に観てくれました。

今回は、途中で感想を聞くことはせずに、前半を終了しましたが、終盤になるにつれ集中を無くす学生が目につき始めました。
休憩時間が終わり、後半のスタートです。
そこで、すこし駄目押しをしました。
「最初にお伝えした通り、このセミナーは日本で成功する、つまり同じ立場の他人よりも多くのお金を稼げるように成長するための方法を伝えるものです。
ですから、真剣に成功したい人だけが観て実践してくれれば良いです。それ以外の人は寝ていても問題ありませんよ。
ただ、真剣に観ている人の邪魔だけはしないでくださいね。
繰り返しますが、これは、皆さん一人1人の将来のことですから、信じる人だけで良いんです。多分30%くらいの人だと思います。」
と、少し突き放すような話しをしました。
後半がスタートしました。
最初は全員が初心を取り戻したかのように感じましたが、そのうち隣と話しをする人が目に見えて増えだしました。
教育センターの先生が気になったのか巡回し始めました。
やはり、長時間は厳しいのでしょうね。自分の学生時代を思い出しましたね。(笑)
後半が終了するころには、それでも約30%くらいの学生が前のめりで動画を真剣に観ながらメモをしていました。
●全体の30%、たった3時間で100人中30人の意識が変わったのであれば大成功です。
動画放映の終了後に最前列の2名から感想を聞きました。

Aさん「最後まであきらめずに、会社の発展のために頑張ります。そのために、ミスはメモして繰り返さないようにします。
早く新しい環境に慣れるために、相手の立場を考え約束を守ります。絶対に後悔したくありません。」

Bさん「日本人と良い関係を作りたいです。そのためにも自分より会社の利益を優先します。上司の指示をメモします。日本の文化を学びたいです。」
以上の様な立派な感想を発表してくれました。
終了前に、総括として「セミナーお疲れさまでした。やはり、真剣に観ていた人は30%くらいに感じました。それが自然です。
そして、この30%の人も時間が経つと忘れたり、実践できないでしょう。これも自然です。
結果として数パーセントの人だけが成功者になれると思います。だからこそ成功者なんです。全員は成功者にはなれません。」
「ここにいる皆さんが、日本で成功することを心から祈っています。」
という話しでセミナーを終了いたしました。
セミナー動画は、送り出し機関へ配信しておりますので、事前講習中に教育担当者が順番に活用する予定です。
やはり、人が集中できる時間は2時間が限度であることも実感しました。
約半年間の事前講習期間ですから、月に1~2テーマを繰り返すことで、より多くの学生が集中して、気付きが生まれると思います。
●マンサポが手掛ける「教育動画」も基礎編4テーマが完成し、応用編の8テーマ動画も既に月に1テーマのスピードで完成しております。
年内には全ての動画が完成する見込みとなっております。
●さらに、希望がありましたオプションのテーマとして、13回目「育てていただいたことへの感謝」&「感謝は後輩へ」も制作を予定しております。
●具体的な内容は、是非トップページから連携しております「ベトナム人社員教育研究会」のページへお進みください。