ホーチミンの送り出し機関でセミナー実施
出国前講習中の学生および職員へ「教育動画」活用
久しぶりにホーチミンへ行ってきました。
目的は、技能実習生と技術者の面接です。
面接の翌日に、講習センターで出国を待つ50名の学生と送り出し機関の職員を対象に、
第1回と第2回の「教育動画」を活用したセミナーを実施いたしました。
今回は、ハノイの送り出し機関の様な個別のアンケートは出来ませんでしたので、
第1回終了後と第2回終了後の2回に分けて参加者から感想を聞くことといたしました。
第1回テーマ「自分の評価は他人がするもの」
第1回目を見終わった感想は?
「意味が分かりました」
「海外の仕事、勤勉で嘘はだめ。コツコツと頑張ることが大事です」
「これからの、ベトナムや自分たちのためになります」
「個人的に、A,Bに近いと感じたので改善が必要と思いました。チームワークが大事。みんなで頑張りたい。生活面も含めて協調性が大事です」
「協調して、勤勉にならなくてはならない」
「仕事や生活で嘘はダメ。みんながチームのために協調することで会社も成長します」
「日本とベトナムも同じで、個人を主張するのではなく、協調性することは自分や国のためにも役立つと思います」
「ビデオを見て良かったです。日本へ行って仕事や生活を頑張ります」
「どこの国でも、自分の意見だけを通すのではなく、チームとして成長したいです」
第2回テーマ「相手の立場で物事を考える習慣作り」
第2回目を見終わった感想は?
「会社の中でも様々なので、自分が見極めて相手に認めてもらえるようにしたいです」
「第2回を見ることで、第1回のビデオの意味がより理解できました」
「知識として理解したけれど、実際に入ると異なるので、頑張りたい」
「これからビデオを参考に、会社のために頑張りたい」
「日本へ行って、ビデオを実践することで成功できるようにしたい」
「会社に入って、協調して仕事を覚えます。そうすることで、自信がつけば自分の意見も言えるようになります」
職員の方からも感想を聞きました
「仕事が良くできることで、みんな幸せになります。学生たちに意識してほしいことは、決して後悔しないように、仕事は注意してほしい」
「私も実習生で日本へ行きました。自分もビデオの通り後悔がありました。学生たちが私と同じ後悔をしないように、ビデオの内容を伝えて行きたい」
「8年前、実習生で日本へ行きました。ビデオのような勉強は無かったので後悔をしました。皆さんはラッキーです。大変でもビデオを覚えて頑張ってください」
以上の通りでした。
沢山の人から感想が聞けたことは、アンケートとは一味番ったインパクトがありました。
そして、何人かから聞かれた「国のためにもなる」という言葉は、いかにもベトナムの人たちだなと感じました。
母国を愛し、国のために自分が貢献するといった、覚悟を持った若者たちがいっぱいのベトナム。
「きっと昔の日本人もそうだったんだろうな」という刺激をいただく時間でもありました。
マンサポ「教育動画」のコンセプトに自信を与えてくれました
今回の日本へ出国前の学生たちからの感想はどれも「教育動画」の制作者として嬉しいものばかりでした。
その中でも、特に動画制作コンセプトへの手応えを感じた感想は以下のものでした。
「第2回を見ることで、第1回のビデオの意味がより理解できました」
マンサポが目指す外国人向け「社員教育動画」は、基礎編4テーマ、応用編8テーマの合計12回を予定しております。
そして、個々のテーマは日本人社員を含め経営者にとっては欠かすことの出来ないものばかりです。
また、個々のテーマはすべて他のテーマと連動しております。
そのため、自然と復習が出来る作りとなっております。
多くの人は、セミナー等で感動したり改善点に気付いても、一度だけでは忘れてしまうでしょう。
かといって、何度も同じ内容で時間を取ることも出来ないと思います。
その点を考慮し、集合研修だけではなく、パスワード等を発行しサブスクとして配信いたしましたので、
企業内の人だけで動画を共有することが可能です。
必要と思われるテーマを、個々の方が時間があるときに何度でも見直せるように自由度を格段にアップさせました。
次回、第3回テーマ「どうすれば、相手を喜ばせるか?」制作中!
是非ご期待ください